更新日:2026年10月4日
40代IT転職で意外と困らなかったこと
私のPM転職では、年下の面接官、年下上司への心構え、技術質問、転職回数は、事前に想像したほどの障害にはなりませんでした。年齢より仕事内容に目を向けると、会話を進めやすくなりました。技術試験の内容や求められる経験は応募職種によって異なります。
一番つらかったことは一番つらかったことに書きました。
ここでは逆に、構えていたのに拍子抜けした「意外と困らなかったこと」をまとめます。
転職前に不安だったこと
活動前は、年下との関係、技術質問、転職回数、年齢を心配していました。私がPMとして受けた選考では、想像したほど困らなかった点もありましたが、応募先や職種によって事情は変わります。
どれも、始める前に頭の中で大きくなっていた不安です。
でも、実際に動いてみると、思っていたほどではありませんでした。
先回りして心配していたものの多くは、起きなかったか、起きても問題にならなかったんです。
年下面接官
年下の面接官は、普通にいました。
20代後半や30代前半の人に面接されることもありました。
最初は少し身構えましたが、話してみると年齢は関係ありませんでした。
初めて明らかに年下の面接官に当たったとき、内心「どう接すればいいんだろう」と思いながら部屋に入りました。でも話し始めたら、普通に仕事の話をするだけでした。向こうも年齢を気にしている様子はなく、5分もしたら気にならなくなっていました。
こちらが年齢を気にしすぎて変に構える方が、よっぽど印象が悪い。この感覚は面接官が若かった時に感じたことに詳しく書きました。気にしなくなったら、年下面接官はまったく問題になりませんでした。
年下上司
私には現職でも年下のキーパーソンと組む経験があったため、年齢より相手の役割と仕事の進め方を見るようにしました。この姿勢だけで職場の問題を防げるわけではありません。
入社後、実際に年下の上長と一緒に仕事をしています。最初は「どう距離感を取ればいいか」と少し考えましたが、普通に仕事の話をしているうちに自然と距離感が決まりました。相手も、こちらの年齢を意識している感じは特になかったです。
面接で見られていたのは、まさにここでした。こちらが普通に接するつもりでいると、その空気は伝わります。年下上司は、自分が構えなければ問題ではありませんでした。
技術質問
技術質問で詰められるのも、怖かったことの一つです。
最新フレームワークの細かい仕様を聞かれて、答えられなかったらどうしよう、と。
現場を離れてマネジメント寄りになっていたので、なおさら不安でした。
ある面接で、最近触っていない領域について聞かれたことがありました。「今は追えていません」と正直に言ったら、面接官が「そうですよね、PMとして来てもらうので問題ないです」とあっさり流してくれた。詰められると思っていたのに、全然そんなことはなかったです。
PM・PL寄りの選考では、細かい技術質問はあまり出ませんでした。プレイングマネージャーとして手も動かしていた経験は、むしろ評価されました(想像以上に評価された経験)。知らないことは正直に言えば、それで困ることはありませんでした。
転職回数
転職回数を気にされるかも、と構えていました。
でも、面接でそこを深掘りされることは、ほとんどありませんでした。
回数より、一社ごとに何をやってきたかを見られていた印象です。
転職回数を聞かれた回は数社でしたが、「○回です」と答えたあとに「それぞれで何をされていたか教えてください」という流れになるだけでした。回数を責める質問ではなく、経歴の確認でした。事前に覚悟していたほど、掘り下げられることはなかったです。
退職理由を会社批判にしないことの方が大事でした(退職理由をどう説明したか)。回数そのものは、思っていたほどマイナスに働きませんでした。
年齢
年齢を意識して不安になりましたが、私にも面接や内定につながった応募先はありました。不採用理由をすべて確認したわけではなく、年齢の影響だけを切り分けることはできません。
面接まで進んだ会社では、年齢を理由に詰められた場面はほぼありませんでした。むしろ、「40代でプレイングもできる人が欲しかった」と言われた回が何社かあって、年齢が強みになる場面もあった。年齢の壁を分解した話は「年齢の壁」の正体に書きましたが、年齢そのものが決定打になることは、思ったより少なかったです。
合う会社に絞れば、年齢は致命傷になりませんでした。
実際に活動してみた結果
振り返って思うのは、不安の多くは「やる前」に膨らんでいたということです。
やってみると、年下面接官も年下上司も技術質問も転職回数も、それぞれは大した壁ではありませんでした。
頭の中で想像していたときが、一番怖かったんです。
本当にしんどかったのは、こうした個別の不安ではなく、先の見えなさの方でした(一番つらかったこと)。
心配していたことと、実際につらかったことは、ずれていました。
私には、動いてから解消した心配もありました。不安をまとめて軽く見るのではなく、確認できることから一つずつ確かめるのがよかったと感じます。
まとめ
私のPM転職では、年下の面接官、年下上司への心構え、技術質問、転職回数は、事前に想像したほどの障害にはなりませんでした。年齢より仕事内容に目を向けると、会話を進めやすくなりました。
- 年下面接官は、気にしなければ問題ない
- 年下上司も、構えなければ揉めない
- PM寄りの選考で技術質問は深くない
- 転職回数より、各社の中身を見られる
- 年齢は、合う会社に絞れば致命傷にならない
不安の多くは、やる前に頭の中で膨らんでいたものでした。
実際に動くと、個別の不安はそれぞれ大した壁ではありません。
心配していたことと、本当につらかったことはずれていました。
これから動く人には、過剰に怖がらなくて大丈夫、と伝えたいです。
本記事は筆者の実体験をもとに書いています。転職エージェントや採用担当者の公式見解ではありません。